第二種電気工事士 技能試験で使う複線図の書きかた

技能試験ですね!

技能試験の問題が公開されています。

技能試験で複線図は必要?

技能試験は時間との勝負です。全体の時間配分を考慮したとき、複線図は5分以内に作成しておく必要があります。複線図を作成しないと製作に5分の余裕が生まれると考えることもできますが、複線図を作成することをオススメします。その理由は、

1,線を切るためにいちいち計算しないで済む、切らない(そのまま使う)線を決めておける

2,線と器具の接続を間違えることがない

3,リングスリーブと差し込み型コネクタを間違えることがない

4,製作物の最終確認を複線図ですることができる

複線図のポイント

複線図は4色ボールペンで作成することをオススメします。線を色で区別することができます。WとかRとか、変な記号を書く必要がありません。具体的には、白:青色 黒:黒色 赤:赤色 緑:緑色 を使います。

線の長さを記入しておきます。線を( でくくることで2心と3心を判別します。

リングスリーブの接続箇所は、圧着マーク(◯、小、中)を書きます。

差込型コネクタの接続箇所は、コネクタの差込本数(2,3,4)を書きます。

複線図を書いてみた。

候補No2はこんな感じ。暗記できていると2分で書けますね。

電源からの2.0の線は切らずにそのまま使う。短すぎると欠陥ですが長すぎても欠陥にならないので。

3心の線は、まず350mmを取り、もう1本は、白はそのまま使い、黒からスイッチとランプの渡り線を取り、赤は黒と同じ長さに合わせてカットする。

2心の線は、コンセント同士の接続を余りをそのまま使う。

といった方針を思い出しながら複線図を作りましょう。

過去問と模範回答も公開されているので参考にして。

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