キヤノンの電卓を分解洗浄したら復活しました

修理を決意するきっかけ

お気に入りの電卓にコーヒーをこぼしてしまいました!

キヤノンのHS-121Tです。

すぐに拭いたのですが、一部のキーが固くなってしまいました。

しばらくして使うとキーが固まっていて押しにくい感じです。

一度動かすとスムーズに動きます。

ダメ元で分解して清掃してみましょう。

分解!

まず電池を外します。

ネジを取ります。

裏蓋のツメを小さいマイナスドライバを使って浮かせて、裏蓋を外します。

基盤をはずす

基盤を留めているネジを外します。

基盤は表蓋から伸びている樹脂の支柱でも留まっています。

支柱は溶着で留めてあるので、カッターで頭の部分を切り取ります。

基盤を外すとシリコンのシートがあります。

上が基盤のスイッチ部分で、下がシリコンシート。

シリコンシートをめくると、キーが見えました。

原因発見!

隊長!茶色いコーヒーのあとです!これが原因ですね。。

上蓋とキーにコーヒーのシミがありましたので洗うことにしました。

組みあげるときのことを考えて、キーの配置を写真に撮っておきます。

矢印キーとか符号逆転キーとかは間違いそうですねー。

ちなみに9と6は同じ形でした。

ま、最近の機種でしたらググればいいのですが。

洗浄!

ボールに中性洗剤を少し入れたお湯を張って、キーと上蓋とついでに下蓋も漬けておきました。

その間にシリコンシートにもコーヒーのシミがありましたので、こちらはお湯で濡らした布で拭き取りました。写真は拭き取る前です。

20分位できれいになったので、水ですすいでから乾かします。

乾かしている間に、基盤のスイッチ部分をコンタクトスプレーを吹いたティッシュで拭いておきました。

組みあげ!

スイッチと外側の蓋がきれいに乾いたら組みあげます。

ネジを忘れないように締めましょう。

動作確認して終了です。

まとめ

もしかして壊れちゃうかもしれないです。

そういう想定をしていたので、同じ機種をもうひとつ買っておいてから分解洗浄しました。

結果的にうまく動いていますが、分解洗浄は自己責任なので心に余裕が必要ですね!ww


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