新型コロナウイルス「SARS_CoV_2」の感染力はどれくらいか
米国立衛生研究所(NIH)の調査が公開されています。
NIHの試験では、ダンボールで1日後、ステンレスとプラスティックには3日後でも、感染力のあるウイルスが採取できています。
最近の感染事例を見ていると、空気感染としか思えないようなものもありますが、まずは手で触るものを除菌する、手もしっかり除菌することが大切です。
アルコールは積極的に使う
「消毒用エタノール」は無水エタノールを精製水で薄めたもので酒税が課税されています、イソプロパノールを添加して「工業用エタノール」扱いにすることで課税されなくしている商品もありこちらのほうが安いです。イソプロパノールもSARS_CoV_2には同じ効果があるのですが有毒なので使用しないほうがいいです。消毒用エタノールは62〜71%(厚生労働省は70%と言っています)でSARS_CoV_2を除菌できます。30%くらいのものが販売されていますが効果は薄いので注意しましょう。75%あたりが最も効果が出ると言われています。手指を除菌する場合はまんべんなく塗布して1分くらいで自然に乾燥させましょう。
エタノールの引火点は低くて13℃以上になると引火して燃えますから、たくさん購入するのは危険ですのでやめましょう。うぐいすは乙四(危険物取扱者乙種4類)を持っていますが少量しか取り扱いません。
現在、エタノールは入手困難ですが、多くの施設にはハンドサニタイザーが設置してあるので積極的に使用しましょう。
緊急用として、このような持ち運びできるものをバッグに入れておくのもいいと思います。
次亜塩素酸はサイコーか!?
次亜塩素酸水(次亜水)と次亜塩素酸ナトリウム(「ハイター」など塩素系漂白剤)は別物です。
次亜塩素酸水は水と塩が原料で安全です。多くの歯医者さんが次亜塩素酸水(AP水、ステリ、オンディーヌ、エピオスウォーターなど)を使っています。
6ヶ月ほどで効果がなくなってしまうので注意が必要です、使うぶんだけ購入するようにしましょう。20リットルくらい購入して家族やご近所でシェアするのもいいかもしれません。
逆性石鹸はあまり効果がない
逆性石鹸は部屋干し臭の原因であるバクテリアなどには効果がありますが、ウイルスには効果がないと言われています。
どうしてもこれしかない場合は、濃度が濃い状態で長時間の使用であれば効果があるかもしれません。
流水と石鹸の手洗いは30秒以上しっかり洗う!
石鹸を使った手洗いが推奨されていますが、正しい方法で行わないと期待通りの効果がありません。
日本薬剤師会によると、衛生学的手洗い(一過性微生物あるいは常在菌を除去または殺菌する)の方法は、『石鹸や流水を用い 30 秒間以上洗う』となっています。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、「医療現場における手指衛生のためのガイドライン」で、アルコール除菌を感染防止において流水と石鹸による手洗いよりも評価しています。これは、実際の手洗いは10秒程度で手の甲や指などをきちんと洗えていないという現状があると思われます。
プラズマクラスターイオンは期待できそう
シャープの空気清浄機やエアコンに搭載されているプラズマクラスターは、コロナウイルス系についての効果が確認されています。
SARS_CoV_2については検証されていませんが、コロナウイルス科のネココロナウイルスとSARSコロナウイルスについては効果があると発表されていますので、SARS_CoV_2についてもある程度の効果を期待しましょう。
熱殺菌は有効
熱による殺菌については、56℃以上で15分で1万個が死ぬとか、厚生労働省は70℃以上と発表しています。
台湾のデジタル担当大臣 オードリー・タン(唐鳳)さんが、炊飯器で8分加熱でマスクを再利用できる情報を日本語で教えてくれています。
台湾の炊飯器は日本のものとは違うので、大同電鍋をお持ちの方は試してもいいかと思います。(大同電鍋のアフェリエイトリンクを貼ろうかと思いましたが、楽天とかクッソ高くなっているのでやめときます。ww)
サーファーうぐいすは、晴れた日の海沿いの駐車場で、車のダッシュボードにマスクを置いて1ラウンドしています。これからのシーズンは、この方法が使えると思いますが、どうなんでしょう。裏返してもう1ラウンドで完璧!とか?。w
ここが踏ん張りどころだけど長期戦も覚悟
東京や大阪は緊急事態宣言が出されるようです。
うぐいすは都内在住なので、もうウイルスは保持していて運良く発症していないだけ、と思っています。
ですので、人に感染させないようにはどうするか、を考えて行動しています。
除菌は、家族にウイルスを移さない、ウイルスの濃度を薄くするための方策として有効です。
安心して生活できるようにがんばりましょう!
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