最近の悩み
直線は気持ちいいのに、カーブでヨロっとする(気がする)。
交差点の右左折で車が左右に揺れる(気がする)。
なんだか乗り心地がよくない(気がする)。
そんなあなた!(私です!)
スタビリンクがヘタってるんじゃなくて??
洗車ついでにタイヤを外して手を突っ込んでスタビリンク・ロッドのブッシュを触ってみるのです。
手にべっとりとグリスっぽいのが付いた(ように見えた)ら、スタビリンク・ロッドを交換しましょう!
新しいスタビリンク・ロッド選定
MEYLEのHD(ヘビー・デューティ)の左右セットにします。
このロッドはノーマルにもスポーツPKGにも適合です。うぐいすのW204はKONIサスなので、どんな乗り心地になるのか、ちょっと楽しみです。
純正がA204 320 37/38 89 または A204 320 17/18 89ならこれ。プロテックオートパーツさんは車台番号で適合確認も迅速で安心です。
必要な工具の準備
スタビリンク・ロッドの交換手順はいたってシンプルです。古いロッドを取り外して新しいロッドをつけるだけ。
が、しかーし!工具が特殊なんです。手順は他のユーザさんがアップされているので簡単に載せておきますが、工具がないと始まらないし、初めて交換する人で揃っている人はたぶんいないと思うので詳しくメモっておきます。
① 18mmのコンビネーションレンチ
純正もMEYLEもボルトは18mmです。スパナ側とメガネ側の両方が使えたほうがいいです。
サス交換とか、このときくらいしか使わないので安いもの。
②18mmのソケットレンチ
これがあるとボルトをすばやく締めたり緩めたりできます。ソケットの穴は、純正のロッドを外す際に共回りを防止するためトルクスを突っ込んで固定しておく必要があるので、外側をコンビネーションレンチで回せるタイプが必要です。
外からレンチがかけられるソケット。
③4mmのトルクス
純正のスタビリンク・ロッドがボルトと共回りしないように軸を固定しておくために必要。
スタビリンク・ロッドの上側はある程度の長さがあったほうがいいですが、下側はあまり長いとクリアランスが足らなくて使えません。
うぐいすはこのタイプを持っていて、下側のボルトを外すときはアタッチメントを取り外してミニモンキーで固定して使いました。これ以上長いと無理だと思います。
信頼のKTC
④16mm薄型スパナ
MEYLEのスタビリンク・ロッドの共回り止め。ボルトを締めるときに必ず共回りします。かなり力が加わるので慎重に締めたほうがいいです。本当は16mmではなくて5/8inchなのでしょう。薄口とか薄型と名前のついたスパナで厚みは4mmが限界かな、4.5mmはワンチャンあるかもしれませんがオススメしません。
16mmの薄型は、たぶんTONEくらいしかないと思います。
⑤ミニモンキーとか
トルクスの軸を固定できるものならなんでも。丁度いい長さのトルクスを見つけたらソケットレンチでもいいでしょうけど、下側はソケットレンチが突っ込めるほどクリアランスはないので要注意です。
⑥ジャッキまたはウマ
スタビリンク・ロッドの脱着を行なうためには、左右の車高を合わせてロッドに負荷がかかっていない状態にする必要があります。そのため片側を持ち上げた状態で交換する場合はジャッキをもう一つ用意して車軸を持ち上げた状態で脱着する必要があります。
または、フロントをセンターのジャッキアップポイントで両輪とも持ち上げておき、左右のジャッキアップポイントにウマを入れることで脱着する方法もあります。この場合はセンターのジャッキアップポイントで確実に持ち上げて、しっかりウマをかけて外したタイヤをボディの下にかましておきましょう。うぐいすは横着してウマをかけずジャッキが外れて怖い目に遭っています。
⑦その他
タイヤ交換するときに使う工具。
あとは蚊取り線香!最近は赤いやつにハマっています、これ最強です!
あとはボルトを緩めるのにCRC556と腕力と軍手と長袖!ww
装着しました!
ロッドにオレンジのマーキングが左、ブルーが右ですね。まあ正しい方にしか付けられないので気にしなくても。
外したスタビリンク・ロッドはこんな感じ。指で動かすとガリガリのジョイントがありました。MEYLEのほうがジョイントが大きいですね、ロッド自体は細いですけど。
まとめ
準備がめんどくさいですよねー。結果的に専用になっちゃう工具がいくつも必要です。まあ、準備ができていればシンプルな作業です。特に右側は左手でレンチを回す必要があるのでパワーをためて、くれぐれも怪我なきよう!ご安全にー!!
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