トイレのクッションフロアと便器をDIYでリフォームしてみました

掲載してある写真はそのままです。キタナイ写真もあるので見たくない人は見ないようにしてくださいね。

トイレのリフォームをしたい!

千葉の家が築25年になろうとしていました。

トイレも洗面所も古さが目立ってきました。

気になりだすと辛抱できん!

でもたぶん消費税増税で駆け込み工事が増えているだろうし、増税には間に合わない。

材料や便器は増税前に買っておいて、工事はDIYでやるしかないと勝手に決めました。

(ホントはやってみたかったw)

便器選定

そうと決まれば便器の選定。

既存の便器はTOTOのベストセラーモデルのC420。

床排水で、排水芯が530mmです。

今の便器は排水芯が200mmなので標準タイプだと設置できない。

配管を動かすと配管工事が必要になります。

調べると各社リフォームモデルがありました。

リフォームの呼び方は、メーカーごとに違います。

TOTOはリモデル、LIXIL(INAX)はリトイレ、Panasonicはリフォームと読んでいますが、便器の内に既存の排水芯までの排水パイプを内蔵してしまうタイプです。

各階の要件は以下のようになりました。

1階

手洗いが必要。

リフォームタイプ。

ウォシュレット(温水洗浄便座)は必須。

結果、TOTOのウォシュレット一体形便器 CES969Mにしました。

一体形でリモコンも使いやすくて安い!

懸念事項としてはウォシュレット部分だけの交換ができないのが心配です。

2階

手洗い必要なしなのでタンクレスが選択肢に。

リフォームタイプ。

ウォシュレット(温水洗浄便座)は必須。

できれば、2階に持ち上げるので軽量。

タンクレスの場合、ひょっとしたら水圧が低いかもしれないので水圧が低くでも大丈夫であること。

結果、PanasonicのアラウーノV XCH3014RWSにしました。

便器CH3010WS+ウォシュレットCH324WS+リフォーム配管CH301FRのセットです。

アラウーノVはウォシュレットだけの交換が可能。

便器が陶器ではないので軽い!薄いので割れやすいかも。

持ち運ぶときに持つ場所を間違って見えない場所に少しヒビが入りました。エポキシで固めておきましたが。

使用する水量が少ないので水圧の低い場所でも設置できます。

便器に水をためてから一気に流すので水圧が高い必要がないのですね。

その仕組みが電動弁なので耐久性が心配です。


クッションフロア選定

有名メーカであれば大丈夫でしょう。あまり厚みがあると貼りにくいかも。

結果、東リのクッションフロアにしました。

洗面所もクッションフロアなので、一緒に購入して張り替えます。

工事

用意するもの

ドライバー プラスとマイナス 色々な場面で使います、プラスは中と大があればベスト。

ウォーターポンププライヤ 便器の取り外し、取り付け、止水栓の交換など必須です。

モンキーレンチ 同上。

カッター 便器の箱を開けるときなど色々使います。

ハサミ クッションフロアのカットで必須です。

のこぎり 塩ビパイプを切るときに使います。

ラチェットレンチとソケット 便器の取り外し、取り付けで必須です。

ばけつ、雑巾 便器に残った水を捨てる、止水栓の取り外し時に漏れる水を拭くなど。

ペン クッションフロアの型取り用。

定規 同上、クッションフロアを巾木の下に押し込むときにも使います。

アクリル接着剤 塩ビパイプの接着で必須。

シールテープ 止水栓の取り付けで必須。

電動ドリル 床などに3mm程度の下穴を開けるために使います。


便器の撤去

止水栓を閉めます。

配管を取り外します。このときに水が漏れます。

ウォシュレットの電源を抜いて、ウォシュレットを取り外します。

便器を止めてあるネジとボルトを外します。

貯水タンクと便器のボルトを抜いて貯水タンクを取り外します。

貯水タンクに残った水を雑巾で吸い取ります。このときも水が漏れます。

便器に残っている水を汲み上げます。

雑巾で水を吸ってバケツに移す作業を何回か繰り返します。

下の写真の部分にも水が残っていますので忘れないように。

便器を外します。重いので注意しましょう。

フランジを取り外します。

穴に何か詰めて蓋をしておきましょう。詰め物が中に落ちないように注意。

クッションフロアの張替え

既存のクッションフロアは台紙として使いますので、クッションフロアをベリベリと剥がすのですが、できるだけ切れないように剥がしましょう。

床に残った紙を取り除いてきれいにします。

新しいクッションフロアに剥がしたクッションフロアを型紙にして重ねて、ペンで型を書きます。

このときに、後で取り付けるために外したフランジのネジ穴もマークしておきましょう。

型に沿ってハサミで切ります。

クッションフロアにテープを貼ります。

カットしたクッションフロアをひいて、サイズが丁度いいか、カットし忘れがないかを確認します

テープを剥がしながらクッションフロアを貼っていきます。

巾木の下に端を押し込んで完成!

便器の設置

フランジに残っているガスケットをきれいに取り除きます。

これが大変です!汚れています!

フランジを取り付けます。

配管は蓋をしておきます。

ここからは便器の設置手順書に詳しく書いてありますが、流れをイメージしてください。

便器についているガイド用紙をひいて位置を決めます。

必要な場合、排水パイプをカットして、排水パイプを接着剤でしっかり接着します。

排水パイプを取り付けます。

便器を取り付けます。

家の水道栓を閉めて、止水栓を取り外して交換します。

止水栓を閉めておいてから、水道栓を開けて、水が漏れないかチェック!

ウォシュレットを取り付けます。配管をしてコンセントを接続します。

止水栓を開けて動作確認をします。

リモコンを取り付けます。

完成!!

撤去した便器の処分

自治体の粗大ごみで捨てられました。

粗大ごみのリストにはありませんが、粗大ごみ収集受付センターに電話すると受け付けてもらえました。粗大ごみ券を貼って指定日に外に出しておきます。

洗面所

洗面所のクッションフロアも交換しました。


便器の比較

TOTO CES969M

便器は陶器ですが水洗タンクは樹脂で軽くなっています。耐久性も節水タイプでためておく水が少ないので問題ないのでしょう。

脱臭機能もありますし、自動洗浄(立ってから10秒で洗浄。着座30秒以上で大が流れる)も設定できます。

便座の各種設定もリモコンで行ないます。

機能も十分で、コスパのいいモデルだと思います。

Panasonic XCH3014RWS

便器が軽いです。金属のフレームが内蔵されており強度を保っています。先述しましたが、水をためて一気に流すことで節水が実現できています。

便器も電源を使用します。便器に弁の開閉機能があるのでメカの故障が心配です。

利用する際の操作はリモコンで可能ですが、便座の設定は便座で行ないます。

脱臭機能や自動洗浄はありませんが、その他(節電など)はあります。

TOTOと比較して座面が高いです。

まとめ

ざっくりと書きましたが、相当な時間がかかります。

作業は道具があれば簡単です。

が、しかーし!

トイレです、キレイな訳がありません!

便器やフランジは多くの場合、汚れているでしょう。

そのままの写真を載せておきます。DIYで交換するかどうか判断してください。

クッションフロアの選び方としては、木造住宅は床がきれいな四角形になっていない可能性がありますので、テラコッタのような模様はないデザインが施工は簡単です。

DIYは手抜きがないのがよいところです。信用できる業者さんに出会えたらお願いしたほうがいいかもしれません。

これを書いている時点では、リフォームのポイント制度があります。業者さんにお願いするとポイントがもらえます。

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