サーフィンは自然と向き合うスポーツと言うけれど、いい波に乗りたい。
バリとかハワイとかはしょっちゅう行けないし。。
ウェイブプール
そんなニーズを実現するために、全世界にウェイブプールが作られました。
日本でも宮崎のシーガイアやワイルドブルーヨコハマがありましたね。
「サーフランチ」
サーファーなら誰もが知っているプロサーファーであるケリースレーターがウェイブプール「サーフランチ」を作りました。
このサーフランチのすごいところは、いままでのウェイブプールの弱点であった、サイズがあって、パワーのある波を連続して発生させることができるのです。
いやー、いい波ですねー!
WSLが出資
このサーフランチに、プロサーファーの大会などを仕切っているWSL(World Surf League)が出資してKelly Slater Wave Co.という子会社を作りました。
Kelly Slater Wave Co.は、全世界にウェイブプールを作ると表明しています。
2020年東京オリンピックで正式種目に
さて、2020年の東京オリンピックで、サーフィン(ショートボード)が正式種目になりました。コンスタントに試合に適した波がない日本で、試合会場の候補として有力なのがウェイブプールでした。
ウェイブプールは、コンスタントにいい波を起こすことができます。ウェイブプールでのサーフィンの試合は、波の取り合いなどではなく、シンプルに技術や技のキレで競うことができるようになります。
木更津市にサーフランチを建設
Kelly Slater Wave Co.は、木更津市にウェイブプールを開発すると表明。土地を買収して工事許可も下り、周辺の住民の方に説明会を開いています。
カリフォルニアのサーフランチよりも、ひと回り小さいものになるようです。
具体的な場所は、木更津北インターを降りてすぐ。GoogleMapの衛星写真をみるとすぐに場所がわかります。
しかし、まだ着工していないようですね。
なぜ工事が始まらないのか推測してみた
1,サーフィンの会場が外房の釣ヶ崎海岸(志田下)に決定し、サーフランチ東京での開催がなくなったので投資の回収が難しくなった。
2,プールに使う地下水の汲み上げで周辺の田畑へ影響があった場合の補償が、合意できていない。
3,ウェイブプールは水量が多く消毒が困難であり、サーフランチと並ぶ最新のウェイブプール「BSRサーフリゾート」で『脳を食べる』病原性寄生虫に感染した(可能性がある)サーファーが死亡する事故が起きており、その対策が確立していない。
まとめ
サーフィンがオリンピックの正式種目になりました。
ウェイブプールのような常にいい波で練習できる環境があると日本のサーフィンのスキル向上にとっても役に立つと思います。
ぜひ計画どおり2020年3月にオープンして、東京オリンピックで志田下に波がないときの代替え会場として活躍してもらいたいです!
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